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考えて学ぶ

ガイドは
残圧チェックを何のために水中でするのか?

残圧チェックをする意味を
思いつくだけあげてみるようにスタッフに言って
簡単に話し合いをさせた。

ある程度
経験と考える力が付いている時期だから
教えるよりも
スタッフ同士で意見を出し合って考えさせて
答えを導き出すための過程を大切にしたいのでやらせてみた。

いろいろ
考えたようだが

そこでの試行が
将来の肥やしになるのだろう。
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ダイバーの記事から

4月号の雑誌ダイバーが届いた

特集は「イルカと泳ごう」
またか(^_^;)
と思ったが・・。

38p~39pに
大好きな森恭一さん記事があった!

小笠原ホエールウオッチング協会の事務局長で今は帝京科学大学の准教授をされている。

フィールドでの実践や研究をされてきた実績もあり
独特の雰囲気がとても魅力的な方だ。

文中に素敵なことをたくさん書かれているのだが
<文中から>
聞きかじりの偏った情報に左右されず、本質を見極めたうえで、「この意見に賛成だ」「自分としてはこう思う」」と考え、実践できる人を育てることが授業のゴールです。


素敵です(^v^)

また
イルカ(野生動物すべてにだが)ウオッチングのことも書かれている。
イルカウオッチング大好きな人はぜひ読んでほしい。


リーダーは情報が分析する力が必要


何事にも想像力が必要なのだ

色々な物がマニュアル化され情報が溢れ、便利な機械が増えるのは良いことだが、
おかげさまかどうか
先に起きることを予測したり、勝手に空想したりする想像力が弱くなっているような気がする。

先に起きることを、
多くの情報から予測し行動することが
リーダーには必要な技術である

ものすごく簡単な例は
波打ち際に糊状の海藻が生えている場合に、
滑って転ぶことが予測される。
当然
「滑るから気おつけてください」

なる筈だが
海藻を見て滑るという情報はあるが
それによって
お客様が転んで怪我をする情景を想像できないので、注意喚起までいかない。

情報が現場で活用されないのだ

予備の空気源を使った浮上も
向かい合った二人が、エアー切れのサインを出して、エラーもらう。
相互に呼吸の確保ができたら浮上
おしまい

実際に潜っている状態は
エアー切れは準備している状態では絶対に起きない
突然やってくるはず
普段バディが手の届く位置にいるダイビングをしている人ならともかく
そんなダイビングしてないはず。
タイミング悪くエアーをはいた状態で空気が吸えないことがわかったら・・・。
そんなことを考えさて
エアーをはいた状態でどのくらいタンクを背負って泳げるか試させてみる。
あなたがバディと離れていい距離はそこまでですよ。

イメージをさせてトレーニングさせるためにも
リーダーがそのイメージをできなければどうしようない


情報を集め(マニュアルが効率よく使える段階)
起きるべきことを想像する(ワークショップが有効)
実際に試行錯誤して身にしみこませる(実習)

情報を集めることはするが
経験を元に想像し
体を使って試行錯誤しない
失敗をしたがらない
頭で考えて終わりだと

妄想も大切だ(^_^;)

色々な分野でマニュアルが作成され、情報が溢れ、便利な機器が増えるのはいいことだが、
おかげさまかどうか?
先に起きることを予測したり、考えたり、空想したりする力が弱くなっているような気がする。
(最近の若い世代はとくに情報があふれているので)

先に起きることを、多くの情報から予測し行動することがリーダーには必要な技術である。

波打ち際に糊状の海藻が生えている場合に、
滑って転ぶことが予測される。
当然
「滑るから気おつけてください」とお客様に注意を喚起すると思うのだが、
海藻を見て滑るという情報はあるが・・・。
それによって
お客様が転んで怪我をする情景を想像できないので、注意喚起までいかない。

情報が現場で活用されないのだ。

予備の空気源を使った浮上も
向かい合った二人が、エアー切れのサインを出して、エラーもらう。
相互に呼吸の確保ができたら浮上
手順確認のためならこれでよいのだが
これで終わってしまっては・・・
だめね~(^_^;)

実際に潜っている際には
エアー切れは向き合っている状態では起きない。
突然やってくるはず。
普段バディが手の届く位置にいるダイビングをしている人ならともかく
そんなダイビングしてないはず。

タイミング悪くエアーをはいた状態でエアー切れが起きたら・・・。

そんなことを考えさて
タンクを背負って、肺の空気を排気した状態で水面(水中だと飛び上がるかもしれないから)をどのくらい泳げるか試させてみる。
(「あなたがバディと離れていい距離はそこまでですよ」、と伝えることもいいことだ)
この後、
バディが少し離れた状態で
相手のバディが違う方向を向かせてから、
エアー切れダイバーが泳いで行ってバディの空気をもらう練習までさせる。
こうすることで
エアー切れの対処だけではなく
エアー管理に対する注意力を養ったり
普段の潜水でのバディ間の距離の取り方を考えさせたり出来る。
(「バディは離れてはいけません」と口で伝える世によほど効果がある。)

その練習が実際の海況でどのよう状況で必要になるか
イメージ(想像)をさせてトレーニングさせるためにも
リーダー自身がそのイメージをできなければどうしようない。

マニュアルでは表現できない部分だし、マニュアルの便利さのおかげで
忘れられているトレーニングなのかも知れない。


日夜
リーダーはイメージ(想像)をふくらませるトレーニングをすべきだ。
Hな妄想のトレーニングは怠りないのに・・・。(^_^;)

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ダイブマスターって??

ダイブマスターのお仕事

Cカードを取得した人をガイドする

これが仕事だと思っている人多いよね(@_@)

また
インストラクターになるためのステップとしかとらえていない人も多い
(インストラクターが偉いと思ってる(@_@))

ダイブマスターのもっと難して能力の要る仕事は
ダイブエリアの管理である。
(もしかしたら違う名前にしてもらったほうが良いのかも?新しい認定?)

講習を行うインストラクターでも
ダイブマスターに
その日の海況や適正エリア、ルールの説明を聞いて、その管理下に入るべきである。

海況の判断をし
生物の情報を把握し
ローカルルールの管理
事故予防や事故対処
などなど
こんな受けれ体制を整備することが大切な仕事だ。

もちろん
必要であればガイドもします。

安良里を考えれば
我々の仕事はほとんどダイブマスターの仕事なのだ。

新しい資格とも考えたが
資格でやるものでもないけど
違った役割名称を付けたほうが良いかもしれない



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