生物を触る、動かす。

つい前日
黄金崎公園に現れた
白地に赤い斑点のあるかわいいハナタツが、
外人グループに手に取って写真を撮られ、挙句に違う場所に運び出されていた。
その後
このハナタツは行方不明となってしまった。
スタッフ間でもかなり 怒りが!!!!
もちろん私も頭に来たのだが・・・。
で
自分の中のいつもの矛盾が フツフツ・・・・
一般的には
「水中生物は触らない」が定説かな~~
ハナタツやカエルアンコウなどはあまり移動しない生物を触ったり、移動させたりすると、
ストレスを与えたり、いなくなったりするからだと思う。
個人的には
仕事的にも
「生物は触らないで」とお伝えしている。
冗談ぽっく
「踊り子さんには手を出して触っちゃだめです~」
なんてね(^_^;)
と
言っている傍らで
コノハガニやナマコは触っている(^_^;)
ふと矛盾を感じてしまうのは私だけだろうか?
ダイバーが見たいから触っちゃダメ
いなくなっても困らない(?)生物だから、ダメージを与えない程度に触るのは良い?
皆で人気者たちを見るために
譲り合ったり、触らなかったりするのは
マナーの問題なのだろうな
生物にストレスを与えない環境的な配慮なら
種に関係なくストレスを与えないようにダイビングしなければ!
(我々が潜ることだけでかなりのストレスを与えているのだろうが)
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シーマンシップ
ダイバーの遭難に限らず
ゆくへ不明者が発生した時に
日本の沿岸では
漁業者がたくさん無償で捜索してくれる。
これは
シーマンシップの原則で
いつか自分も事故にあうかもしれないのだから
みんなで相互扶助原則だ
ただ
レジャーの無秩序な行動による事故が増えると
本当に無償でいいのか?
と思ってしまう。
さらに
事故にあった時にお世話になっているのに
「海は、誰のものでもない」
だからどこで遊んでもいいのだ
とかいう人がいると
ちょっと むっとする!
海の相互利用と相互責任・相互安全管理
伊豆半島の歴史の中で培ってきたシステムは
素晴らしいのだ。
所有や占有の権利だけではないことを
漁業者も理解していない人も多いけど・・・・(^_^;)。
ゆくへ不明者が発生した時に
日本の沿岸では
漁業者がたくさん無償で捜索してくれる。
これは
シーマンシップの原則で
いつか自分も事故にあうかもしれないのだから
みんなで相互扶助原則だ
ただ
レジャーの無秩序な行動による事故が増えると
本当に無償でいいのか?
と思ってしまう。
さらに
事故にあった時にお世話になっているのに
「海は、誰のものでもない」
だからどこで遊んでもいいのだ
とかいう人がいると
ちょっと むっとする!
海の相互利用と相互責任・相互安全管理
伊豆半島の歴史の中で培ってきたシステムは
素晴らしいのだ。
所有や占有の権利だけではないことを
漁業者も理解していない人も多いけど・・・・(^_^;)。
沈黙の世界ではなかった
<過去ログ再掲>
沈黙の世界と海の中を例えた本か映画があった。
実際はゴロボコゴロボコ
(ゆっく呼吸していると自分の排気音はこう聞こえるような気がする(^_^;))
という排気の音や遠くの船の音が聞こえて沈黙の世界ではない。
海が多少なりとも荒れれば、小さい岩の転がる音、波の音も聞こえたりする。
しかし
それらの音は心を落ち着かせることはあても、乱す音ではない。
これが週末を迎えると
一転
水中で仲間やお客様相手に
「おおおおおお!!!!~~~~~いいいいい!!!こっちにカエルがいるぞ!!」
「こらこらこら!!こっちを向かないか!!何所を見とるんだ!!!ボケ!!」
と心の中で叫びながら激しく振られる鈴の音、タンクを指示で棒でカンカン叩く音
水中で音の出る合図はわかりやすくて、即効性があり効果的!!
一度使い始めるとその魔力に心を奪われ、ついついカンカン鳴らしてしまいます。
でも
私はちょっとだけ、ほんのチョッとだけですけど音で人を呼ぶのは控えたほうが良いかな~と思っています。
呼んでいる人と呼ばれている人は便利でしょうが、音は陸上の4倍の速さで回りに届き、あっちでカンカン、こっちでチリンチリン
関係のない人まで振り返り、のんびり潜って安らいでいる人の心の静寂をカンカンと刺激する。
昔々、「水中でタンクを叩いたら緊急サイン」と教えられたことがある私は、・・
音がするたびにキョロキョロ・・・。
トビエイのシーズンになるともっとすごくなります。
では
どうやって呼ぶか????って
目光線は飛ばすのです。(^_^)
使用法は
少し息を吸って心を落ち着けます。
(こことを落ち着けること大切です)
おもむろに
呼びたい相手に向かい、
「こっちを向いて~~~」とひたすら“気”を飛ばします。
この目光線の恐ろしい“気”の力で、下を向いていようが写真を撮っていようが顔を上げます。
ただし
音を出すより少し時間がかかるので、あせらず心を落ち着かせて光線を発し続けてください。
目光線を使うと、心のイライラも消えて落ち着いてダイビングができるようになります。
そんなに急いで人を振り向かせることもないでしょう。(^.^)
もし
グループで一人だけ珍しいものを見損なったとしても、その方がそういう運命だったということでログ付けのときに皆で優しく笑ってあげましょう。
そうそう
ブリーフィングで「目光線を飛ばしますから時々顔を上げてガイドを見てください」といっておけば、目光線の使用方法は完璧です。
ダイバー自身が時々周りを見る癖をつけてもらうことが大切なのだと思いますが?
いかがでしょうか?
音で呼ぶことを否定しているのではなく、「この音を自分のグループ以外の人が聞いているんだな~~」と思うことも必要だと思います。
せっかくの静寂を楽しむことも良いと思いますよ~
沈黙の世界と海の中を例えた本か映画があった。
実際はゴロボコゴロボコ
(ゆっく呼吸していると自分の排気音はこう聞こえるような気がする(^_^;))
という排気の音や遠くの船の音が聞こえて沈黙の世界ではない。
海が多少なりとも荒れれば、小さい岩の転がる音、波の音も聞こえたりする。
しかし
それらの音は心を落ち着かせることはあても、乱す音ではない。
これが週末を迎えると
一転
水中で仲間やお客様相手に
「おおおおおお!!!!~~~~~いいいいい!!!こっちにカエルがいるぞ!!」
「こらこらこら!!こっちを向かないか!!何所を見とるんだ!!!ボケ!!」
と心の中で叫びながら激しく振られる鈴の音、タンクを指示で棒でカンカン叩く音
水中で音の出る合図はわかりやすくて、即効性があり効果的!!
一度使い始めるとその魔力に心を奪われ、ついついカンカン鳴らしてしまいます。
でも
私はちょっとだけ、ほんのチョッとだけですけど音で人を呼ぶのは控えたほうが良いかな~と思っています。
呼んでいる人と呼ばれている人は便利でしょうが、音は陸上の4倍の速さで回りに届き、あっちでカンカン、こっちでチリンチリン
関係のない人まで振り返り、のんびり潜って安らいでいる人の心の静寂をカンカンと刺激する。
昔々、「水中でタンクを叩いたら緊急サイン」と教えられたことがある私は、・・
音がするたびにキョロキョロ・・・。
トビエイのシーズンになるともっとすごくなります。
では
どうやって呼ぶか????って
目光線は飛ばすのです。(^_^)
使用法は
少し息を吸って心を落ち着けます。
(こことを落ち着けること大切です)
おもむろに
呼びたい相手に向かい、
「こっちを向いて~~~」とひたすら“気”を飛ばします。
この目光線の恐ろしい“気”の力で、下を向いていようが写真を撮っていようが顔を上げます。
ただし
音を出すより少し時間がかかるので、あせらず心を落ち着かせて光線を発し続けてください。
目光線を使うと、心のイライラも消えて落ち着いてダイビングができるようになります。
そんなに急いで人を振り向かせることもないでしょう。(^.^)
もし
グループで一人だけ珍しいものを見損なったとしても、その方がそういう運命だったということでログ付けのときに皆で優しく笑ってあげましょう。
そうそう
ブリーフィングで「目光線を飛ばしますから時々顔を上げてガイドを見てください」といっておけば、目光線の使用方法は完璧です。
ダイバー自身が時々周りを見る癖をつけてもらうことが大切なのだと思いますが?
いかがでしょうか?
音で呼ぶことを否定しているのではなく、「この音を自分のグループ以外の人が聞いているんだな~~」と思うことも必要だと思います。
せっかくの静寂を楽しむことも良いと思いますよ~
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